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研究紹介

角膜

メディカル網膜/眼炎症

神経眼科/小児眼科

緑内障

サージカル網膜

原著論文

著書

受賞歴

角 膜
メディカル網膜/眼炎症
神経眼科/小児眼科
緑内障
サージカル網膜

1. 新しい診断方法の開発

眼炎症性疾患の診断は、全身的検査と眼所見から総合的に判断されてきました。その診断にはかなりの経験を有することが多く、また経験を積んだものでもその診断に苦慮することが少なくありません。検査機器が進歩してきている今日でも、約3割の症例で原因不明のまま治療が行われている現状があります。そこで、我々は免疫応答の中心であるTリンパ球に着目し、その遺伝子発現プロファイルをmRNAやマイクロRNAレベルにおいて解析することにより疾患の原因解明を行うとともに、分類不能のぶどう膜炎も分類・整理することで、新しい診断方法を確立する研究を行っています。合わせて、炎症部位特異的に集積することが確認された標的指向性リポソームを使用することにより、全身的な副作用を軽減したドラッグ・デリバリー・システムの開発を行っています。
本研究が確立されることにより、従来の疾患概念から離れた、免疫応答異状に基づく、新しい疾患分類および治療法が確立できるものと期待しています。

2. 高侵達光干渉断層計をもちいた
  眼炎症疾患における脈絡膜の観察

近年、ぶどう膜炎や多くの黄斑疾患で、脈絡膜の重要性が示唆されています。従来、脈絡膜の観察には、インドシアニングリーン蛍光造影が用いられる場合が多ですが、高侵達光干渉断層計(HP-OCT)は長波長の光源(1060nm)を用いることで、従来のOCT(830nm)では困難であった脈絡膜深部の観察を行うことができます。
現在、我々は、脈絡膜に炎症の主座をもつ原田病をはじめ、様々な疾患において、HP-OCTをもちいて脈絡膜の観察を行っています。

メディカル網膜の面白さ!

種々の検査を駆使して黄斑疾患の病態を知る

3D-OCT, HRA

眼底自発蛍光

黄斑色素測定

難治性ぶどう膜炎の最新治療

レミケード・メソトレキセート・リツキサン

手術では限界のある加齢黄斑変性のより良い治療

photodynamic therapy(光線力学的療法)
国内2位の施行症例数

薬物療法
トリアムシノロン・抗VEGF治療・ワクチン補助療法

手術への橋渡しー術後視力を良くするためのサポートー

微小視野測定

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