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ロチェスター子連れ留学記  高 静花

私は2007年7月から、米国ニューヨーク州にあるロチェスター大学眼科に2年間留学しました。私の場合、同じ眼科勤務医である夫が日本に単身残留して当時4歳の息子との子連れ留学で、ヘルパーとして私の母を連れていきました。

そこまでして留学?と驚かれますが、学生の頃から留学希望がずっとあったこと、大学院生時代にいろいろ刺激を受けて本場で乗り込んで勉強したいと思ったことが動機です。

私の主な仕事は、眼表面における眼光学に関する研究でしたが、光学・イメージ関連産業が盛んな「光学の街」ロチェスターで、医工連携の様々な新しい研究分野に触れ、たくさんのことを学ぶことができたのはラッキーでした。 また、ボスやラボメンバーと研究のことはもちろん、雑談を交えながらさまざまなテーマで議論したのは大変有意義でした。

留学中は、外国文化を知る、体験する素晴らしい機会なのですが、「音楽の街」ロチェスター(ロチェスター大学イーストマン音楽院はアメリカトップ3)で私はハンマーダルシマーという楽器に出会ってすっかりはまってしまい、後半の1年間はアンサンブルグループに入り多数の演奏活動に参加しました。(息子も門前の小僧状態で、いつの間にか習得...)

自然豊かでゆったりと暮らせる田舎の街で、子供と一緒に過ごす時間を多く持つことができ、また研究、レジャーも楽しみ、とても充実した2年間でした。 留学前は、女性主体の子連れ留学に関してあまり情報がなく不安はありましたが、案ずるより産むが易し!今の時代、何でもネットで解決することは多いし、アメリカは子連れに優しい。

ロチェスター大学眼科 Yoon’s labのメンバー:光学を学ぶ

ハンマーダルシマーアンサンブルグループの仲間:音楽を学ぶ

あとはまあ自分でなんとかしなくちゃいけないけれど、おかげでずいぶんたくましくなります。もちろん、家族の多大なるサポート、優しい周囲の方たちの助けなしでは語れません。日本では珍しいと思われていますが、中国や韓国など他国では子連れ、子供+グランマ連れで留学する女性も多く、同じような境遇の人たちとも仲良くなりお互い励まし合いました。今後、留学を考えられている女性の先生方(もちろん、男性も)、ぜひ子連れ留学も選択肢に入れてチャンレジしてください。

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