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医局会

O.C.C.

関西眼科先進医療研究会

第223回 関西眼科先進医療研究会

2018年7月25日(水) 18:00〜

場所:最先端医療イノベーションセンター 1階マルチメディアホール

テーマ

「やさしい」網膜色素変性の診療

演者:山本 修一 先生 (千葉大学病院長)

紹介文:

網膜色素変性症は、2014年厚生労働科学研究報告書によると、日本における視覚障害の原因疾患の第三位です。にもかかわらず、その根本的な治療、あるいは予防に関しては、有用な方法がなく、世界のさまざまな施設においてその研究が続けられています。山本先生は、メディカル網膜、サージカル網膜を問わず、多くのプロジェクトを進められ、その成果を発表されてこられました。網膜変性、特に、網膜色素変性症に対しては特に多くの研究をされております。
山本先生は1983年千葉大学医学部をご卒業されました。1989年に大学院医学研究科修了後1990年に富山医科薬科大学眼科に講師として赴任され、1994年には同大学助教授になられました。その間、1991年よりコロンビア大学眼研究所に研究員としてご留学されておられます。1997年には、東邦大学佐倉病院眼科助教授、2001年には同病院眼科教授に就任されました。さらに、2003年に千葉大学大学院医学研究院眼科学の教授に就任され、2007年には千葉大学病院副病院長、2014年からは同病院長、千葉大学副学長を併任され、ご活躍されております。本日のご講演は、「やさしい」網膜色素変性の診療、という演題で、最新の研究成果をうかがえるのではと楽しみにしております。
皆様、是非ご参集ください。
(文責:坂口 裕和)

抄録:

網膜色素変性の診療といえば、患者は難病申請のために年1回来るだけ。視力と視野測って眼底診て、「変わりありませんね」の一言。「見えなくなった」と言っている患者は、がっかりして帰っていきます。しかしOCTの普及により状況は大きく変わろうとしています。眼底写真では捉えられない微細な変化がOCTなら定量的に評価できます。視野もハンフリーなどの静的視野計測を行えば、患者の「見えなくなった」を正しく評価できます。患者に「優しく」、眼科医に「易しい」診療です。
世間をお騒がせ(?)した網膜色素変性に対するウノプロストン点眼の治験は、主要評価項目で有意差が得られず頓挫しました。しかし網膜色素変性の治療法開発に向けた研究は全世界的に進んでいます。

バックナンバー

過去に開催された関西眼科先進医療研究会の内容をご覧いただけます。

関西眼科先進医療研究会について

昨今の眼科医療状況を考えますと、疾患構造の大きな変化、高度先進医療技術を応用した診断機器の進歩、医療面でも屈折矯正手術から網膜下手術まで幅広い治療手段が身近に行えるようになってまいりました。

そこで、これらの先進的な眼科医療をさらに深く掘り下げて、その「基礎及び臨床研修」に先鞭をつけていくと同時に、眼科先進医療の知識を広く啓蒙することによって、地域医療の活性化ひいては会社への厚生及び福祉に貢献することを目的として、「関西眼科先進医療研究会」を平成7年1月に発足いたしました。

本研究会は、この目的に沿って「学術講演会」のほか「研修会・小セミナー」等を大学内のカンファレンス室等で実施しております。

なお、運営は会費をもって当たり、現在法人会員は40社、個人会員は160名が参加されています。趣旨にご賛同いただき入会をご希望の場合は、06-6879-3459までFAXにてご連絡下さい。研究会のご案内等を送らせていただきます。

ご多忙とは存じますが、より多くの方のご参加をお待ち申し上げております。

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